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詩月

BLOGを書こう。 僕はずっと詩を歌う事が好きだ。 歌詞に思いを込めて軽やかに流れるメロディが好きだ。何度思っただろう。何度感じただろう。これからもずっと好きでいたい。歌がないインストゥルメンタルと言われる音楽や、ラップも好きだし、ハードロック、スタジアムロック、シティポップ、北欧系のオルタナサウンドも好きだし、シューゲイザーも好き。かなりミニマルで冷たく無機質なエレクトロや、シンセポップなんかも好き。大衆に受け入れられる為の違和感のある優しさの音楽はどんなジャンルでも好きじゃないけど、そうじゃないものに関しては基本的にジャンルイズファッキューって感じ。たぶんどんな音楽にも、自分の内なるどこかに突き刺さる受け皿があるんだと思う。新たに受け入れられる音楽の部屋が自分の心にある事を知れるのも、また音楽の良いところだ。 最近はYogee New Wavesの"BLUE HARLEM"というアルバムにはまりまくり。ちょい前は踊ってばかりの国の"光の中に"ってアルバム。歌われる事の喜びを曲自体が上げているような楽曲は本当に素晴らしいなと思う。今までの全てを捨てて、生まれ変わり、まるで見違えるような曲をいつも書きたいし、きっと僕にもやれる。もっともっと見た事ないものを、もっともっと感じた事のない事を、沢山したい。なんて事を音楽はいつも感じさせてくれる。 僕は音楽以外に、テレビゲームも好きだ。ゲーマーとまではいかないまでも、最新のはまーまーチェックしてる。任天堂だとスーファミと64。ソニーはPS.PS2、そして人生を変えたPS4。64のスーパーマリオやスマブラにも人生変えられたけど、やっぱPS4を初めてやった時は凄かった。多分今だに慣れてない。なんてゆうか、気持ちが追い付いていない。この感情って本当に凄い事だし、ちょっと怖い。。PSで発売されたタイトルのリメイクもPS4はあって。原作をやっていた身からすると、夢が現実になる感覚、良い時代に生きてるなって思う。 ライブの話。 三月の佐々木泰雅(フロムTokyo)のライブは一旦終了した。 大塚MEETSの長谷部さん、西永福JAMのアサト、渋谷LUSHのビーハプ水口さん、札幌LOGケイ、下北沢ろくでもない夜のいずみさん。 みんなありがとうございました。 悔しくも躊躇した瞬...

美しい国

3.1 そうか、もう3月か。 なんかあっとゆー間にもう寿命です。 って死神に言われそうだ。 2月29日、四年に一度のうるう年の日に下北沢の町を真昼間から散歩した。あるバンドの新譜へのコメントをお願いされていて、それを完成させる為の時間だった。短くまとまってしまったなーと思ってはいたけど、新譜のコメントって普通は三行くらいとか、、たまに一言とか。。見返すと作文みたいに長くて、まーでもそれでも短いかもって思ったくらい、思いがあるのは良いことだ。 世界が狂って来たいやもともと狂っていたのに気付かなかったのか、それとも狂った世界に慣れていたのか、はたまた狂った世界を愛せるようになっていたのか。心にも頭にも沢山の「伝えたい事」ってやつが渦巻く。それはなかなかSNSのスマートなとこには収まらなそうで、やはり僕はBLOGが好きだ。 僕の考えはこうだ。 人を傷つけるような言葉を吐く人は、善人だろうが悪人だろうが、僕は嫌だ。 強く訴えるがあまりに乱暴な言葉になったりするのはよく分かるが、日本にはとても美しい言葉が沢山あるのだ。情緒豊かで風情がある。そしてそれは表面上凶暴な言葉よりも、ずっと狂気的に的を射抜く事もある。歌詞を書いてるとそんなことに気付ける。 僕は安倍総理がかつて放った「美しい国、日本」という言葉がとても好きだ。安部総理を支持した事は一度も無いが、その言葉の持つ本質的な力に凛としたのは確かだ。あの人も人間である。新宿なんかで乱暴な言葉を掲げて政権交代を求める人達を僕は安部総理以上に好きになれない。これは本音だ。本当の「切実」というのは、実はもっと丁寧な言葉に表れると僕は思う。 音楽には人を優しくする力があると思う。それは聴く人の心の声を言い当てるからだ。歌詞もメロディもその役割を担ってる。疲れている、苛立っている、暗闇の未来に、優しく降る雨。 戦場の兵士に降り注ぐジョンレノンのイマジンのように、音楽には世界を優しくする力がある。僕はライブでお客さんだけに歌ってるなんて思った事は一度も無い。スタッフ、対バン、主催、此処ではないどこかにいる人へ向けても歌って来た。そんな話を昔大阪のライブハウスでしたらその箱の店長にプロ失格だと言われた。そんなプロならこちらから願い下げだから不服な態度で店を出た。この世界情勢の中、イベントやるなら僕は出続けます。僕側からキャンセル...

優しさも年を取る。

僕には夢がある。 死ぬまで夢を見たい。 願わくば、今見ている夢はいくつか叶えたい。 どんなステージに立とうが、誰と歌おうが、誰がきいてくれようが、自分が思い描いていたその夢の形じゃなければ満足なんて出来ない。 尖ってるふりして誰より弱く、怯えているんだろう。 でも間違った事なら絶対言わない。 やっぱり優しい詩がいい。 なぁ、シンゴ。

君が愛したあの空へ

寒い。 9月から引っ越してきた新しい街の1月が終わろうとしている。 冬で一番寒い2月がやって来る。 何日か前に窓の外を見ると、到底積もりそうにない弱弱しい雪が降っていた。 新宿だった。 何故だか暖かい気持ちになった。 もうすぐ冬で一番寒い2月が来る。 1.30に横浜で歌う。佐々木泰雅(フロムTokyo)として。 アサトと一緒なのは久しぶりだし、シゲさんもなんとなく久しぶりな気がする。 しっぱいまんはこの前一緒に企画したばかりなのに、何故だか久しぶりな気がする。 1.30が過ぎたら、冬で一番寒い2月が来る。 歌う、というのは自由なはずだよね。どこまでも届くように優しく彼方までメロディを言霊を放とう。誰かが「こう思う」から「こうしなきゃ」なんて、それが嫌だから自由になりたくて歌い出したんじゃないか。 ってそんな事ずっと知ってるよ。でも僕はロボットじゃないから、だから生きるのは大変だね。 みんな永遠じゃない。好きな人たちとずっと歌いあえる訳じゃない。考えるととっても怖いね。でも、だから愛しいんだね。 ってそんな事ずっと知ってるよ。 ホントは全部抱きしめて優しく微笑みたいだけで、でも僕はロボットじゃないから、だから鉄みたく冷たい言葉を吐く事があるんだよ。 家族の事を考える。奥さんの事を考える。みんな僕の一部で、僕はそんなみんなの一部で、なんだか世界は残酷で、とてつもなく美しい。 ってそんな事ずっと知ってるよ。 踊ってばかりの国の新譜「私は月には行かないだろう」とTHA BLUE HEARBの「THA BLUE HEARB」を同時に初回限定盤で購入。どちらもまだ全部は聞けてないけど、残酷で美しい世界を歌っているのは分かった。 その少し前に、佐々木泰雅のミニアルバム「わたしも花になって」、フロムTokyo EP「ZERO」。この2タイトルを配信リリースした。唐突だったが、それもいい、自由だもん。ただただ聞いて欲しかった。そしてライブを見てほしいと思ったからリリースした。下記URLから各種配信サイトにいける。聞いてください。 佐々木泰雅”わたしも花になって” https://linkco.re/gv9nF3GD フロムTokyo”ZERO” https://linkco.re/G6neVY6E 佐々木泰雅 フロムT...

違う月を見ている、

ちょっと。 そーゆーのはもういいから素敵な音楽もっと聞こうよ、なんて思ってしまってもいいし、なんて思ってしまわずにいてもいい。 自分のスタンダードをいつも大切に。 ぶれずに探求して行こう。 この世界にはまだまだ面白い事が待ってる。 絶望したり寂しくなったり諦めたり投げ出したり膝を抱えたり、そんな事してしまうほど、まだ僕らは何も知らない。 誰かが話す事なんて、海に捨てに行けばいい。 カッコつけずに、ダサくならずに、フラフラしながらヘラヘラしながら、しっかり真っ直ぐ立てばいい。 枯れた声で、音程外して、ハウッても、天に突き刺さるように歌えるならいい。 怒っても、見下しても、無関心でも、殺しそうになっても、戦争しなければいい。 宝物みたいなCDが二枚。アルバムだってよ。最高かよ。まだ聞いたこと無い曲がほとんどさ。初回限定版だからさらにアガる。これでしばらく飯もいらないよ、本当さ。太るくらいなら死んだ方がマシだ。それより歌わせて下さい。ねぇ音楽の神様。 おはよう、より、こんにちは、より、愛してる、より、歌おう。歌いましょう。さらば。

これからも上手に生きていくつもりかい。

12.7 空は曇天でチラホラ雨が降っている嫌な感じの天気だった。 2011年の11月、札幌から下北沢にあるイベントを一人で見に来た。同い年のコウヘイってやつがボーカルをやってるバンドが主催のイベント。下北沢にて、ってやつ。僕はそこで今でも忘れられない衝撃的なライブをいくつか見た。 それから上京してからも、そのイベントには行けるだけ行こうと決めていた。コウヘイってやつがやってるTHEラブ人間のトリのライブだけでも見たいと行った年も何度かあった。最後のライブが終わったGARDENの外には沢山のバンドマンがフライヤーを配る列が出来てた。僕はそれを全部貰う年もあれば、全部貰わない年もあった。でも、あそこであーやって配りたいと思わせるライブをしたTHEラブ人間の存在のデカさが揺らぐ事は無かった。 今年は12.1から7デイズでイベントが行われてた。初日は石塚さんが呼んだ面々が揃っていて、下北沢が新宿JAMのあのメンツで溢れてた。なんだか居心地が悪いようで良いような形容し難い不思議な気持ちだった。その日のラブ人間のライブがめちゃくちゃ良かった。 12.7のお昼に急いでGARDENへ向かう。砂男という曲だけ聞けた。何年か前にボイガルシンゴとモヨコ森君と四人で新宿駅東南口で路上やった日を思い出した。オレはしばらくあそこでは歌えなくなった。 12.7と8で沢山のバンドのライブを見た。FINLANDSを見に行ったら何故かあいつが歌ってて、FINLANDSの曲をやってた。初めて聞いたFINLANDSの曲がそれで、あいつのライブもそれ以外は見れなかった。変なもんだ。 忘れらんねえよ、と、愛はズボーンがめちゃくちゃに良かった。 毎年大トリのラブ人間のライブを一番楽しみにしていた。今年もとても楽しみで出来る限り前で見た。コウヘイはまだ歌いながら戦っていた。自分に精一杯歌ってた。その姿はそのステージに僕も立たせてくれているようで、とてもグッと来た。新しく発表された砂男IIのMVは素晴らしくてニヤニヤした。 確かな炎が宿った。ラブ人間、コウヘイありがとう。 少し時間を遡る。 11月23日にロクヨルであったTHEビンボーダンスのライブに向けて、みんなで深夜スタジオに入った。ドラムの石塚さんが良くイベントをやってる東新宿LOVE TKOで年明けの1.13にしっぱいまんとツーマンやらないか?という話が出た...

太陽の下で

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11.23 THEビンボーダンスというBANDのBASSとして、生まれて初めてのコンテストライブに出演した。 場所は下北沢ろくでもない夜。 バンドメンバーは、元新宿JAMの店長の石塚明彦、ThreeQuestionsの内藤重人、toitoitoiのきしかわまき、JET THUNDERSのしっぱいまん。 一年に一度開催される世田谷区の音楽コンテスト、世田谷バンドバトルに出演し優勝する為に、石塚さんを中心に結成したバンドである。 去年は音源審査で落選したが、今年は見事通過し、ライブハウス審査に進めたのだ。 ライブハウスに進めたら、もうこっちのもんだと、意気揚々とライブに臨んだ。 一番目だったらいいね、なんて話してたら、なんとクジで一番手。予定通りでセッティングをし、すぐに本番。 貧乏賛歌という最初に作った曲1曲で勝負。 一瞬でステージは終わった。他の出演者達のライブを、モニターで見たり、生音で聴いたり。 全出演者のライブが終わり、審査も終わった。 1位になればシード権ですぐに決勝である。 3位と2位はライブハウスの二次予選に進む事になる。 3位と2位が発表されて、いよいよ1位の発表。。 「1位はTHEビンボーダンス!!」 まじか。なんと1位通過。 来年の2月16日に世田谷区民会館での決勝戦進出が決まった。 嬉しい。初のコンテストでこんな気持ちになれるとは。 石塚さんが子供のように喜ぶ。そうか、これに出たくて組んだんだもんな。 石塚さんは仕事だったので一足先にバイバイして4人で下北の民亭へ。 初めてだったけど良かった。 しっぱいまんとバイバイして、しげさんとまきさんが僕の新居へ。 シガーロスの6時間くらいある国道の映像作品を見る、とても良かった。 メンバーから拝借した写真を載せます。 2020.2.16の世田谷区民会館、是非お待ちしてます。 佐々木泰雅 フロムTokyo