2016年5月1日日曜日

幸せで泣きたい



あの日を思い出す
真っ白な骨になって7月の空に
舞う雪のような
あなたを思った夜

あなたにもう一度逢いたい
一目でいいから逢いたい
通り過ぎたふりをして
背中向けた

「そばにいて欲しい」
泣いてくれた
あなたがすべてを
抱きしめていて
くれたから
わたしどこにでも行けた事
嬉しい寂しいぼんやり
胸、灯る明かり
幸せで泣きたい

あの日の少年は
小さな部屋の中で
掌ばかりを見つめてこんな街で
綺麗に生きていたい

君にもう二度と逢えない
こんな気持ちは歌えない
通り過ぎたふりをして
わたしだけがそこにいる

「愛するものが多過ぎて
飛び立てないなら
振り切る事の切なさも
君を思うが故だ」と
歌ってくれた、泣いてくれた
あなたが全てを
与えてくれて
わたしの命の
中で生きていてくれる事
嬉しい寂しいこんなに
胸、灯る明かり
幸せで泣きたい