2017年2月9日木曜日

東京には雨みたいな雪が、


生まれて初めて東京に来た日が2011年の2月8日だった。
当時札幌でリンダリンダラバーソールというバンドをやっていたオレは、東京でライブをやりたいと思いたちデモテープを20ヶ所くらいに送り、返事が来たのが3つ。
その中から2ヶ所選び、初東京2月8日は今はなき下北沢屋根裏だった。
翌日2月9日は新宿JAM。まだ3.11の大震災が起こる前の新宿は煌々と輝いていた。
東京での初ツアーが終わった後、東京では2011年の初雪が降った。電車が止まったり、交通網が麻痺していたのを覚えてる。

そんな事を今日2月9日に降る雪を見て思い出した。




2016年の12月7日に下北沢風知空知から発売したアルバム"わたしも花になって"のレコ発ツアーが昨日終わった。
レコ発から数えると丁度20本目。

12月7日 東京下北沢風知空知
12月18日 北海道富良野カフェハウスNavo
12.20 北海道札幌LOG
12.22 東京新宿JAM
12.26 東京下北沢BASEMENT BAR
12.28 東京新宿JAM
12.29 東京新宿JAM
2017.1.6 北海道札幌mole
1.7 北海道札幌mole
1.9 東京新宿JAM
1.11 東京新宿JAM
1.15 鹿児島スピードキング
1.18 大阪福島2ndline
1.19 大阪天王寺Fireloop
1.21 埼玉熊谷MORTARRECORD
1.26 神奈川横浜BBストリート
1.31 東京新宿JAM
2.1 吉祥寺ダイヤ街 路上
2.6 新宿JAM
2.8 下北沢SHELTER ツアーファイナル


2015年の12月1日以来の下北沢SHELTERのステージ。最終少女ひかさの但野正和との一対一のツーマン。
16時にSHELTERで待ち合わせて、来場者特典の写真をそばのローソンで印刷、そしてサインを書いた。みんなもらえましたか?変なやつあたってたらごめんね、、
リハーサル、少しあがっていた。但野のリハを聞きながらサインを書く。

開場の時間はすぐに来て、一瞬裏から外に出て入り口を見ると、階段からはみ出してお客さん並んでくれてた。

但野のライブを楽屋から覗くように見た。チラチラとこちらを見る但野。ローがきいたギター、かれた声、エッジの効いた仕上がった正和がいた。
オレは正直緊張した。

50分ずつとはいえオレの出番はすぐに来た。

寸前でセットリスト変更。いよいよレコ発ツアー最後のステージか、噛みしめるように大切に優しく歌おう。そう思った。

1、ブラックジャックと牛乳瓶
2、MrTokyoUnderGround
3、under
4、12月革命
5、サンキューエレキギター
6、アーケードソング
7、WE ARE THE ROMAN'S
8、友達の唄
9、あなたは花になって
10、マイフレンズアンセム

en
1、レインマン


最前で見つめるようにきいてくれてるあなたやあなた、階段から覗くように見守る君、立ち尽くし唇を噛んでるお前、笑いながらノッてるあいつ。ステージからは駆け付けてくれたお客さんや友人や仲間の顔がはっきりと見えた。途中から緊張は解けて、この声を大切に届けたいと思えて、静かに歌えた。

アンコールが終わり楽屋に戻る。
リハの時に届いた花束を抱いて10分くらい座り込んでいた。

"わたしも花になって"レコ発ツアーが終わった。


全部終わって但野と初めて二人で御飯を食べた。下北沢のサイゼリヤ。
お互い少し奮発した。何気ない話が出来て幸せな時間だった。
下北沢南口、再戦を誓い但野を見送る。何度か振り返る但野に手を振って見送った。
つぎに逢うのはいつだろう。


2015年の12月31日以降7ヶ月28日、ステージを離れた日々、その間に本当にたくさんの事が巡って、やっぱり歌う事はオレが生きる事だとわかって、2016年の7月29日からステージに戻った。そして"わたしも花になって"をレコーディングして、出来る限り支えてくれたあなたの元に逢いに行こうとツアーを組んだ。幸せなツアーだった、本当に。もちろん悔しい夜もあった。でも昨日SHELTERでファイナルを迎えて、ライブじゃない日もどこかでツアーのつもりで過ごして来たこの日々が、しっかり意味のあるものだった事が実を結んだ気がした。



拝啓、
いつも感謝しています。
これからも胸を張って前を向いて強く逞しくどこまでも届く優しい詩を歌ってくから。



2017年2月1日水曜日

1月。

どこから書こうか、、
1月6日からか。
SAKE祭。
舞台は札幌だ。
三好さんには間に合いたいと急いだ。
見れた。「なりふりかまわず」と「手紙」をやっていた。オレが聞きたかった歌だ。
そっから少しだけ1人でスタジオに入ろうと思ってmoleを出る寸前でアーソナズのなおやんと逢った。数少ない大好きな先輩だ。
シーラカンススタジオへ行った。2時間入った。途中外に出たらまたなおやんに逢った。何故か一瞬気付かないフリをされそうになったから、オレから話しかけた。。
ライブを見てたらシンゴが横にいたので肩を触って握手をした。
タクラマカンズを見ながら自分のライブのセッティングをした。
夢を歌う三好さん、久しぶりに見た。

佐々木泰雅(フロムTokyo)
1、マイフレンズアンセム
2、under
3、DAYS
4、アーケードソング
5、レインマン

静かに歌えた。優しく歌えたかどうかはわからない。
そのままスリクエ、ボイガル、アサトと続いた。その間に、目まぐるしくて思い返せない程に、今まで起こった事を思い出してしまった。
今出来る最高のリンダリンダラバーソールのライブをしようと思った。それは1秒先の未来を想像しない事。圧倒的な「今」で勝負。復活するなんてダサい事を受け止めてもらうんじゃなく、新しく生まれ変わろうと思ってやった。

リンダリンダラバーソール
1、ぼくのうた
2、ブルーハーツに憧れて
3、ハローエッチな女の子
4、神様になりたい
5、サヨナラミュージック

京のピアノとオレの歌にゆっちのドラムが入った瞬間、またバンドが始まった、何も怖くなかった。気付いたらライブは終わっていた。綺麗なモノをたくさん見た。ありがとうと思ったし、優しさと共に強い怒りも感じた。これでなくちゃ。

アンコールがかかっていたけど、あずまがそれをやらせてくれない事は余裕で想像していた。そうでなくちゃ。

いろんな事を考えながらSAKE祭を過ごした。京が築いてきた意志を理解しようとした。そしたらいつの間にかトリの奥山漂流歌劇団の出番になっていた。最高だった、とオレは思う。最後の同じ世界で京がオレをステージに上げてくれた。2番のAメロを歌ってオレは京に深く礼をして、マイクをだつちゃんに返した。同じ世界は京が全作詞とサビの作曲、オレがAメロとBメロの作曲という共同制作曲なんだけど、もうとっくのとうに奥山漂流歌劇団の歌だ。だからすぐにステージは降りたかった。
あとは袖からライブを見た。最高だったよ。かっけーと思った。

翌日
1月7日
mole主催のFSRというイベントに初めて出演した。moleがbridgeの頃を思い出した。あの頃楽屋は地下の一つだけ。オレが出演したFOREST STAGEは2階に出来た楽屋を特設ステージにしたやつ、そこのトリだった。PAをやってくれたのは元円山エクスタシーのジャッキーさん。単純に照れたし、また一緒に対バンしたいっす。
遠くからセルザラフブッチの登君とmoleの大島さんが見てくれてんのが分かった。

1、マイフレンズアンセム
2、under
3、DAYS
4、1986

アンコール
1、レインマン

持ち曲で1番長い詩、1986をやった。前日にリンダリンダラバーソールが復活した事もあり、自分自信に挑む意味でも歌いたかった。オレは1986に負けたなと思った、手強い詩だった、1986に勝てた時、きっとオレが最強の時なんだろうなと改めて思った。
そのあとすぐにフロアに下りてセルザラフブッチのフロアライブを見た。札幌在住のほぼ同世代のバンドで、音楽に関わってきた時間もほぼ同じくらいだと思う。スリーピースの頃から知ってる。オレはずっとブッチをどこかで意識していた。むかついていたし、嫌いな時期もあった。初めてフロアライブで見たブッチはなんだか瑞々しかった。確かに時代は流れてると感じた。近い未来、一緒にやりたい。
スリクエのシゲさんとアサトとmoleを出て打ち上げへ。途中からボイガルのシンゴも合流し、4人で京の家へ。朝起きたら飛行機までのギリギリの時間だった。みんなはスヤスヤと寝ていた。
一人東京に帰る。

1月9日
"わたしも花になって"レコ発ツアー 9本目
新宿JAM よもstock
外せない大切なイベント
詩の力は結局無力で、それでいて何よりも強い祈りの力。

1、マイフレンズアンセム
2、under
3、あなたは花になって
4、July

原田卓馬のライブが今まで見た卓馬のライブの中で、ダントツで良かった。びびった。フロアに下りるとMUSQISがライブしていた。野口さんが振り絞るようにドラム叩いていた。

1月11日
"わたしも花になって"レコ発ツアー 10本目
新宿JAM 君がいるvol.1
JAMのブッキング ヘイトンメアリー藍の弾き語り企画第1弾 その日の最後を任せてもらった
ステージに立って1音目のストロークであぁ、光栄だなと思った。そして全て歌い終わって深く礼をした時に、ホントに全て歌い終わったんだなと思って真っ黒い床と目があった。オレは目をそらす事が出来なくて頭をすぐには上げれなかった。君がいる その前に オレがいる そう思えた。これでなくちゃ。

1、サンキューエレキギター
2、under
3、DAYS
4、あなたは花になって
5、マイフレンズアンセム


1月15日
"わたしも花になって"レコ発ツアー 11本目
鹿児島スピードキング
当日の飛行機が朝早かったので、前日の夜に成田空港に泊まった。北ウィングのウェイティングエリアには様々な事情で寝泊まりする人がたくさんいた。
朝起きて第三ターミナルへ向かい、鹿児島行きの飛行機に乗った。だいたい2時間くらい。鹿児島空港に降り注ぐ日差しが気持ちよかった。市内行きのバス停の前には椰子の木が生えていた。ここは九州か。バスに揺られ1時間くらい。天文館という街についた。どうやら1番の繁華街らしい。まだスタッフが来ていないスピードキングに行って見た。サウナで温泉に入って天文館公園に行った。そこを管理しているおじさんに話しかけられた。東京から来ましたと伝えると驚いていた。夜になると天文館公園はイルミネーションが綺麗なんですよ、と教えてくれた。
スピードキングはベランパレードのあびが教えてくれて繋いでくれた。リハーサルを終えて少したったらある男が現れた。そいつは島崎清田大って奴だった。あびが親友だと伝えてくれてた奴。初めて逢って30秒くらいでCD交換して、1分くらいで好きな子の話をし出すどうしようもない男だった。
ガラガラのスピードキングを見て、清大は、今夜は泰雅さんに向けて歌います、って行ってステージに向かった。フロアから楽屋から清大の歌を聞きながらライブの準備をした。なんというか清大がどんなライブをしようがきっとこの先友達なんだろうなと思えるオレにとって珍しい存在。寸前までセトリ悩んでステージに向かった。

1、マイフレンズアンセム
2、under
3、DAYS
4、サンキューエレキギター
5、レインマン
6、ロマンズ君からフレンズ君へ

当日、たった一人予約くれた子がいた。その子はウシオナミカという女の子で、写真を撮っている人。フロムTokyoでの初ライブ、2013.10.11の新宿Marbleに来ようとしてくれてたけど、事情があって来れなかった子。ナミカは仕事を休んでオレに桜島を見せてくれた。真っ暗な夜の中にうっすら見える桜島のシルエット。ずっと写真を撮っていたい、ナミカはそう言ってた。鹿児島の夜はツアー初日の富良野みたいに凍てついて刺さるような風が吹いていて凛とした。日本の北と南、すげー離れてるけど感じる事は一緒だし、冷える時は冷えるんだな。忘れられそうにない夜だった。

1月17日
大阪へ向かう為に深夜の高速を飛ばした。

1月18日
"わたしも花になって"レコ発ツアー 12本目
大阪福島2ndline
ソウルフードのふみやんに連絡をして作ってもらった1日。ふみやんとの歴史は短いながら、めっちゃ深い。同い年の数少ない親友の一人。2016年の春、ふみやんから2ndlineに歌いに来ないかと連絡をもらった。泰雅の歌を聞かせたい後輩がいるんだ、って。でもオレは行かなかった。事情を説明した。泰雅らしい行動だけど腐ったら怒るからな、とふみやんはオレに言った。
札幌から来たあずまりゅーたとの大阪2DAYSが始まった。
ふみやんは結婚して子供が生まれてからは初めてのライブだったみたい。あいつのライブにはいつも敵わない。フックアップの吉見さんがあずまを気に入ってくれて嬉しかった。

1、マイフレンズアンセム
2、under
3、DAYS
4、サンキューエレキギター
5、レインマン
6、July

打ち上げは朝の4時くらいまで続いた。
その日はふみやん家に初めて泊まった。
一瞬起きた時、寝相が悪かったのか、めっちゃあずまの側で寝てた。

1月19日
"わたしも花になって"レコ発ツアー 13本目
大阪天王寺Fireloop
JUNIOR BREATHのホシヲさんの誕生日イベントの初日。
リハ前にFireloopのスタジオのロビーで流れてた、明日照らす、というバンドの曲が良かった。
札幌ぶりのチャー絆と再会。
あずまとの2DAYS目。いろんな話をした。
ホシヲさんが終わって、オレが続いた。

1、あなたは花になって
2、under
3、サンキューエレキギター
4、アーケードソング
5、マイフレンズアンセム
6、レインマン

大阪に行くと必ずライブに来てくれる女の子二人が見えた。また大阪に歌いに来てホントに良かったと思った瞬間だ。アサトの関西スタッフをしてる同い年のサチカが逢いに来てくれて、少しFireloopを出て散歩をした。Fireloopの近くの路地は超太郎と歩いたあの西荻に似ていた。何気ない話しをたくさんした。また最高なタイミングで再会したいと思った。

Fireloopのスタジオのレコード屋で"わたしも花になって"が枚数限定で置かせてもらえる事になった。嬉しい。ホシヲさんにはお世話になりっぱなし。

東京に帰る為に深夜の高速を飛ばした。

1月21日
"わたしも花になって"レコ発ツアー 14本目
埼玉熊谷MORTAR RECORD
埼玉で歌うのは初めてだった。
電車に乗っている時、1人で行ったフジロックを思い出した。
着くと店長の山さんが早速迎えてくれた。
二階へ登る。階段に頭をぶつけそうになる。
貼ってあるポスターの中に、2002年のGOING STEADYの童貞脱出大作戦ツアーの時のがあった。THA BLUE HARBのカレンダーポスターも見つけた。ヤスエさんがやってオレの出番。

1、サンキューエレキギター
2、under
3、マイフレンズアンセム
4、あなたは花になって
5、レインマン

東京来てすぐの頃に出逢って以来再会したある女の子のお母さんが逢いに来てくれた。郵送させてもらった音源ばかりを聞いて今夜来たよ、と伝えてくれた。たくさん話をしてくれた。どれも叶えて欲しいし、叶えてあげたいものばかりだった。店長の山さんがGOING STEADYの話をたくさんしてくれた。最高過ぎて鳥肌が止まんなかった。帰り際に、駆け抜けて性春のカセットテープの原盤と峯田手書きの歌詞を見せてくれて、触った時は泣きそうだった。オレが今ここにいる理由になったものばかりがMORTARにはあった。

1月26日
"わたしも花になって"レコ発ツアー 15本目
神奈川横浜BBストリート
横浜の関内にある地上12階にある、通称天国に1番近いライブハウス。チョモランマトマトのベース、じゅんじくんが店長をしてる。着くとすぐにキヨゲンのゲンキさんが受付にいて久しぶりに再会。JET THUNDERSの1st JTRRの収録曲、関内駅を20代前半にめっちゃ聞いてて、きっとあの曲はBBストリートが舞台なんじゃないかと勝手に思い込んで勝手に行きたいと思っていて、来た。ただ、今の明確に歌いたい人がいた。出番トリ。

1、ロマンズ君からフレンズ君へ
2、under
3、マイフレンズアンセム
4、あなたは花になって
5、レインマン
6、サンキューエレキギター

いつも支えてくれる人へ、精一杯歌った。それは音楽なのかわかんないけど、今のオレにはそれが精一杯。富良野から始まったツアーのいろいろを噛み締めながら東京に帰る。

1月31日
"わたしも花になって"レコ発ツアー 16本目
新宿JAM
いつのまにか1月は最後の日。
JAMでライブをすると、どうしてかいつも寂しくなる。2015年のJAMFESの最後のステージを思い出す。早くバンドやりてーな。

1、ロマンズ君からフレンズ君へ
2、under
3、July
4、サンキューエレキギター
5、マイフレンズアンセム

キーリーってバンドのベースが、その日1番かっこよかったと思った。


2月1日
"わたしも花になって"レコ発ツアー 17本目
吉祥寺ダイヤ街
21時半くらいから長めにやります。


長いブログ読んでくれてありがとう。
ホントはもっといろいろあるけど今はこれで限界。またたくさん書きます。お付き合いよろしくどうぞ。