7.10 今日の詩。



山の手線、渋谷方面
発車と同時にクラムボンのあかり
どこかへ向かう少女達
地面に寝転がるオッサン達
ここが最果ての始まり
未来は私達の手の中に

流行りすたりにぶらさがり
綱渡りする誰かの日々に
無関心な誰かの日常が
交差してぶつかる無音が
まるで音楽のように
祭り上げられて微睡み
ロックで淘汰され消える時
未来は私達の手の中に

すぐに新しくなろう
ずっとこのままここにいるなら
誰かを自分を
殺したくなるだろう
頭の悪い奴がついさっきまで
世界の王様だったけど
今この瞬間から
未来は私達の手の中に



コメント

このブログの人気の投稿

①1年前

9.10

10年、