もう一度歌いたくなって。

 

5.27
馴染みの無い駅、登戸へ向かう。
待ち合わせが13時なのに、12時20分には着いてしまって、コンビニでカロリーメイトと水を買って暇を潰す。
最近良く聞いている電気グルーヴを聞く。
上京するにあたってどの街に住むかを考えていた頃、登戸は一つ候補にあった。
そのタイミングで来た訳では無いけど、ふと2013年の春の事を思い出した。
もう随分と昔に感じる。僕もまだ26才だったんだから。
2013年の5月1日に上京した僕は、幡ヶ谷という街に住む事になる。
そして、2013年の秋にバンド編成でマーブルでライブをやって、フロムTokyoを始めた。

ドラムのペンと一緒にライブするのはそれ以来だった。
半年や1年に一回くらいは2人でご飯食べたり、話したりはしていたけど、こうやってライブが決まったのは初めて。
本当は去年の夏にスタジオに一緒に入ってたけど、僕がコロナで歌えなくなって、それからもう1年が経った。

登戸での2時間のスタジオは気持ちが良かった。終始楽しかったし、咳も全く出なかった。その事を感慨深く思う事も無く、なんとなく普通に時間は過ぎた。
スタジオの外で写真を撮って、僕らはまた別れた。

永遠に歌えないはずの
「初めて」を永遠に探す旅
思い出になってしまっても
思い出せるならまだやれる

話したい事、伝えたい事は全部詩に込めて

佐々木泰雅
フロムTokyo

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