自分の実体が掴めなくなってから随分と時間が経った。思えば2015年の夏くらいから見えなくなり出して、そのぼやけ加減は増すばかりだ。
これは魂がどこにあるのか、その位置が分かるかどうかと同じ事で、その曖昧さは日に日に増してばかりだ。唯一歌う事と、走る事でほんの少しだけ取り戻せる。
余計な事を随分と知ってしまった。
ここ数年の記憶の殆どを捨てられたら、どんなに生きやすいだろう。
テレビもYouTubeもSNSも、余計な事ばかり知らせてくる。もう要らないんだよ、ほとんどの事。
自分の言葉で自分の気持ちで自分の声で。
100%じゃなくても、純度高くいたい。
そこにちゃんと居る感覚を失いたくない。
季節の移り変わりに感動していたい。
映画を見なくても日々の暮らしにワクワクしていたい。
そして、もっと、ゆっくり生きて行きたい。
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