空を見上げてみた。
今日は雲が少しだけ出ていて、それ以外はとても青くて気持ちが良かった。
世界はとっても晴れ渡ってるのに、僕はなんでこんなところでどよーんとしているのだろう、と思ったけど、大人になったから頑張らなければいけない事がある事をちゃんと知ってる。
それは自由の代償である。
少しまた外を走ったり出来る様になってきて、前まで走れていた距離も走れるように体力が戻ってきた。
いつもの道を、いつものプレイリストで走り切る、いつものロータリーで少し休んで、ゆっくり歩きながら家へ帰る。
走り終わった後が、生きてて一番自由を感じる。これはドーピングみたいなもんで、薬物で気持ち良くなるのにも似てるんじゃないかと、勝手に思ってる、もちろんどちらもやった事は無いけど。
走る事が自由の代償なのだろうけど、走る事自体にも自由を感じる僕にとっては、ただ当然に自由を手に入れられていて儲けものである。
最近、昔の曲を歌ってみた。
昔の自分の曲の中には、昔の自分が居る。
今とはまるで別人で、青くて透き通ってて誇らしく思うそいつだけど、良く考えれば同じ自分自身だ。
昔の自分に戻れれば良い訳でもなく、今だけ見れば良い訳でも無いから、人生はやっかいだ。
でも間違いないのは、全部自分が選んで生きてきた道なのだ。
全てに胸を張れば良いのだ。
空を見上げながら。
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