自分の詩を聞く深夜2時。
窓に映った自分の姿の先に新宿の街が広がる。
バンドをやりたくて東京に来たんだと思い出す。
毎日が必死過ぎて音楽なんてやる余裕がなくても、コツコツ録り溜めて来た。
アルバムを作ってる。
全ての工程を一人でやってみたくて、やっている。誰にも届かなくたって、意味がある。
自分の為に音楽やりたくて、バンドで歌っていた時の気持ちがそれだからだ。
いつから誰かに届かないとダメだなんて思い出したんだろう。
自分の為にもっと音楽を作れたら良かった。
僕は生まれた意味を詩に残したい。
自分がこれからも生きていけるように、そして自分が生きてきた道が確かにあった証の為に。
必ず自分でアルバムを作って、それを聞いてほしい。
そして最悪だれも聞いてくれなくたって、それでも胸を張れるように、ちゃんと出来る限り一人でやり遂げたい。
生きてる事を後悔しないように。
僕が生きてる事に何か意味がありますように。
また、
夏が来る。
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