音楽の大切な部分ってのは、 ジャンルとか、国とか、人種とか関係無く伝わる。 それが音楽の好きなところだ。 何かに抗おうとするのは、実はとても音楽的じゃないんだろう。 でも僕は今だに何かを振り返ったら、取り戻そうとしたり、そんな事ばかりに気をとられてしまう。 こんな事を考えている以上はまともな詩なんて歌えないし、誰かの事をどう思う資格も無い。 なるべく何も考えずに車窓の外を眺めながら電車に乗る。 そんな事しているうちに時間は流れて、また夜になる。 少しづつ聞ける音楽の幅は広がった。 それは色々な音楽の良さに気づけるようになったという事。 色々な音楽を聞いてみたいと思うようになったという事。 そして、聞けなくなった音楽も増えたという事。