奥山京主催のSAKE祭10が終わった1月7日の朝6時過ぎ 札幌 狸小路 オレはゆっちの車に乗り少し進んだとこでシンゴを見つけて「おやすみ〜」と言って、帰宅 SAKE祭に、東京に上京してから初めて出演した SAKE祭7までは確か初回から出演しているはず いつだかのSAKE祭からは毎年トリを奥山京と一緒にやっていた 京はSAKE祭を次の世代にバトンタッチしたいと言っていたが、今回出演したSAKE祭を体験して思った 京の意志を引き継いで例えばSAKE祭みたいなイベントを札幌でやれる次の世代なんている訳がない フロアから、二階から、ステージ袖から、楽屋モニターから、ライブを見たり。 出演者達やお客さんと話したりして。 全然そんな次の世代なんて札幌にいないと思った。 札幌を代表するバンドがライブをやってんのに、コードがどうとか、出音がどうとか、ごちゃごちゃ楽屋で話して、何かから逃げてる奴ら、ロクに挨拶も出来ない。オレが今更なんか思えたり、ましてや言えたりする立場じゃないが、そんなんじゃダメだ、ライブだぞ、二度とこの時間は戻らない。 京はそんな奴らすら、優しく抱きしめてると思うと、最後の奥山漂流歌劇団のライブは愛おしくてたまらない気持ちになった。 リンラバがSAKE祭10で活動再開したから、オレやゆっちや外山君も京の気持ちを近くでこれからはもっと感じれると思う。間接的に、時には直接的に、何かやれる事があると思う。別に先輩ぶって尊敬されたいとか、そんなつもりは微塵もオレ達思っていない。ただ、オレ達みたいな奴らが迷わないように灯りを照らしてくれた先輩方は確かにいたし、その灯りを聖火リレーじゃないけど、絶やしてはいけないと思っているだけだ。